現役でIT系の転職エージェントをしているあおいずみです
未経験でITエンジニアに転職した人の中には
- 開発がしんどい
- 1年は続いたけどコーディングはもうやりたくない
- 転職したいけど自分に合う仕事がわからない
という方も少なくないです
そんな皆様へぜひ知ってほしい職種がQAエンジニアです
この記事では、ITエンジニアに転職して後悔している人へ向けて
QAエンジニアがおすすめな理由
を紹介していきます
今後のキャリアを考える際の参考にしてもらえると嬉しいです!
【結論】今後の需要が大きく高度なコーディングスキルが必要ないから
早速結論ですが、QAエンジニアがおすすめな理由は需要が大きいのに高度なコーディングスキルが必要ないからです
そんなお得な職種があるの、、、?詐欺では、、、?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、詐欺ではございません
早速QAエンジニアの
- 今後の需要の大きさ
- 高度なコーディングスキルが必要ない理由
についてご紹介したいのですが、その前にQAエンジニアがどのような職種なのかを説明させてください
QAエンジニアについて知ってる人は読み飛ばしてください!
【QAエンジニアとは】システム全体の品質を保証するためのエンジニア
僕たちの生活を便利にしてくれるあらゆるシステム、アプリ、サービスを動作させるには、ソフトウェアが欠かせません
そのソフトウェアの品質を保証する最後の砦がQAエンジニアです
- 銀行ATM
- 仕事で使用するシステム
- LINEなどの毎日使うスマホアプリ
というように、僕たちの日常には切っても切り離せないサービスが数多く存在します
これらのサービスは普通に動作することが当たり前、使いやすいことが当たり前です
そして、僕たちの生活を支えてくれるサービスにはソフトウェアがほぼ間違いなく入っています
サービスの軸となるソフトウェアの質は、サービスの質に直結すると言っても過言ではないです
そのサービスの質を保証する役割を担っているのが、QAエンジニアなんです
QAエンジニアはサービスの質を保証するエンジニアということができるんです
上流から下流まで幅広く品質に関する業務を行う
品質保証と言って多くの人が真っ先にイメージされるのは下流工程のシステムテストだと思います
システムテストはQAエンジニアの業務ですが、上流の業務もあります
代表的なものを挙げると
- 開発の企画段階から品質を高いレベルで保証する為の施策の検討
- システムの特性に合ったテスト計画の策定
- 設計フェーズでの仕様書の評価
といった感じです
QAエンジニアとして経験を積んでいけば、これらの上流の業務に携わることもできます
それでは、QAエンジニアがどのような職種かざっくりご理解いただけたところで、QAエンジニアがおすすめな理由について紹介していきます
【おすすめな理由】QAエンジニアは今後の需要が大きい
QAエンジニアがおすすめな理由1つ目は、今後の需要が大きいという点です
今後の需要の大きさを表す要素は以下の通りです
国内の市場規模約5兆円
では、詳細に見ていきましょう
国内の市場規模が約5兆円【IT業界の1/3】
QAエンジニアはソフトウェアの品質を保証する最後の砦と紹介しましたが、IT業界にはソフトウェアの品質保証を専門とする第三者検証という業界があります
QAエンジニアの主戦場となる業界ですが、この第三者検証の市場規模は国内IT市場の1/3を占める約5兆円という大きさです
右肩上がりに成長を続けるIT市場の1/3を占める規模ですから、いかに大きいかわかるかと思います
そしてこの5兆円の市場はブルーオーシャンなので、企業としても高い収益と成長が見込めます
高い収益が見込めるということは、その分社員に給与として還元される可能性も高いということです
例えば、第三者検証大手の株式会社SHIFTは毎年約150%の成長を達成していて、平均の昇給率は約10%という脅威の数字となっています
ちなみに、2023年の昇給率の平均はこんな感じです
大企業 | 中小企業 | 企業全体 | |
平均昇給率 | 3.70% | 3.35% | 3.67% |
大企業は従業員数300名以上の企業、中小企業は300名未満の企業を指します
市場規模が大きく、高い収益性が見込めるブルーオーシャン市場の中心となる職種であるQAエンジニアの今後の需要の大きさを感じていただけたかと思います
【おすすめな理由】高度なコーディングスキルが必要ない
QAエンジニアには高度なコーディングスキルは必要ありません
その理由は簡単で、実装をするのは開発エンジニアの仕事だからです
しかし、基本的なコーディングの知識は求められます
QAエンジニアの仕事はシステムの品質保証なので、テストを行う過程で
- システム全体がユーザーにとって使いやすいものになっているか
- 各機能がユーザーにとって使いやすいものになっているか
という点をチェックします
これらをチェックする際には仕様書と照らし合わせる必要がありますし、万が一バグが発生していた際には結果を開発チームにフィードバックする必要があります
- どの部分で不具合が発生しているのか
- どの部分を改善すればいいのか
これを開発チームに伝えるためには、やはりコードを読み解く力は必要になります
なので
もうコードも読みたくない、、、
という人には合わないです
【おすすめな理由】年収UPに繋がるキャリアパスがある
QAエンジニアの仕事には上流工程での業務もあると紹介しましたが、上流工程を経験できるということは年収UPに繋がります
もちろん、上流工程を経験するには下流工程の業務をしっかり行う必要がありますが、経験を積んだ先に年収UPできるキャリアが確保されているのは魅力的ですよね
具体的な職種で言うと
- PM(プロジェクトマネージャー)
- QAコンサルタント
辺りが選択肢に入ってきます
QAエンジニアは今後の需要も大きく年収UPも見込める職種
ここまでQAエンジニアがおすすめな理由を紹介してきました
QAエンジニアは
今後の需要が大きく
高度なコーディングスキルがいらない
年収UPが見込める職種
と言うことになります
とはいえ、基礎的なコーディングスキルは必要になるのでその点はご注意ください
QAエンジニアとして働く自分に合った企業を探す方法
最後に、どの会社のQAエンジニアが自分に合っているか確認する方法をお伝えします
餅は餅屋だと思っているので、個人的には第三者検証業界の企業がおすすめです
品質保証を専門に行っているので実績があり、多くのデータが蓄積されていないので、QAエンジニアとして濃い経験を積むことができます
じゃあ第三者検証のどの企業がいいの?
という疑問にお答えします
転職先の企業に求めるものが人によって異なるので一概に「ここがおすすめ!」ということは難しいです
なので、個人の事情や求めるものをしっかり吸い上げ、最適な企業を提案してくれるエージェントを使って情報をもらうのがおすすめです
QAエンジニアを目指す上で利用するべき転職エージェントは以下の3社です
エージェント | 特徴 | 評価 |
---|---|---|
リクルートエージェント | 業界ダントツの求人数と実績を誇るNo. 1エージェント QAエンジニアの求人も多数 キャリアアドバイザーのサポートはマイナビに軍配 | 公式サイト |
マイナビエージェント | キャリアアドバイザーのヒアリングと提案力が強み 強みや弱みから、ピッタリの企業を提案してくれる 求人数はリクルートに軍配 | 公式サイト |
レバテックキャリア | 年収UPが売りのIT専門エージェント 給与の良いQAエンジニアを提案してくれる ゆっくり進めたい人には合わない | 公式サイト |
転職エージェントの満足度は
求人数×キャリアアドバイザーの質
で決定します
少なくとも3社利用することで、自分に合ったエージェントを選ぶことができるので、まずは面談で希望を伝えてみましょう
初回の面談で30分〜1時間ほど時間を使うことになりますが、今後のキャリアを決める重要な選択の質を上げる為であれば、その時間は投資する価値があります
エージェントをしっかり使い倒して、QAエンジニアとして働く自分に合った企業を見つけていきましょう!
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